2013年12月6日金曜日

前輪がブレーキでロックしたので フロントブレーキのピストンを磨いてみた

数ヶ月放置していたら、前輪のブレーキレバーがスカスカ状態で
ブレーキが常にかかった状態になっていたので
あれこれやってみました。

色んなサイトや動画を見て頑張ってみました。

※下記の方法は素人が色々なサイトを検索し、まとめ、
実践した手順なのであまり参考にはならないと思います。
(もし参考にする場合は自己責任とさせていただきます。)


1:ヘッドライトアッパーカバーを外す

まず、ハンドル右側にあるタンクからの液ダレに対処できるよう、
ヘッドライト側のヘッドライトアッパーカバーをはずしました。

(下記の動画+画像を参考にしました。)



http://scooter83.blog36.fc2.com/blog-entry-589.html
http://scooter83.blog36.fc2.com/blog-entry-182.html
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カバーは、プラスドライバーで外せました。
ネジの頭をナメるのが怖いのでネジのすべり止め液を使用しました。
(ミラーを外すときに14mmレンチもしくは12mmレンチを使用)


2: キャリパーをディスク部分から外す

通常、黄色の矢印部分をはずせば取れます。
赤矢印緑矢印の部分を「ゆるめる」と外しやすいと思います。)
http://torikama.blog.so-net.ne.jp/2011-05-05
・黄色部分は六角レンチ6mm
・赤部分は12ミリメガネレンチ+裏側12mmレンチ(ここはうろ覚え・・10mmだったかも)
・緑色は12ミリメガネレンチ+裏側14mmメガネレンチ

3:ブレーキパットを取り外す

http://jyu1223.web.fc2.com/adressv100brakipad.htm
ロングノーズプライヤー(ラジオペンチ)でピンを外す。

黄色矢印の鉄棒を抜く
(固着していて簡単に抜けなかったので、ハンマーで衝撃を与え、
 抜きやすい状態にしてから引き抜きました。)

ブレーキパットを外す。


 

4:ピストンを引き抜く

ゆっくりと右側のブレーキレバーを握っていくと
ピストンがにゅるにゅると出てきます。

その際、ブレーキオイルが出てくるので
ボウルかビニール袋などで油を受けます。
http://blogs.yahoo.co.jp/rcxfw053/folder/1032095.html
尚、ブレーキオイルを抜いてから、エアーコンプレッサーで
圧縮空気を送り込み、ピストンを抜かす方法もあります。

私はコンプレッサーがなかったので、上記の方法で抜きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/izc00457/35371408.html



















ピストンの手前部分が黒く錆びついていたので
機械オイルを潤滑剤に耐水ペーパ#2000で磨きました。

(侵食している黒さは取れませんでしたが、
 ざらざら感が取れたので満足し終了しました。)
 

・左側の穴がキャリパーのドレンバルブへ
・右側の穴がシリンダーへ

フロントキャリパーピストンシールが劣化していれば
この際に交換します。

(見たところ劣化していなかったので私は交換しませんでした。)
http://moaiaeg.blog53.fc2.com/blog-entry-67.html

次に、ブレーキパットを組み付けるためにピストンを戻します。

ディスクブレーキピストンツールを利用して戻す方法
http://www1.bbiq.jp/burialc2/brake/



・ウォーターポンププライヤーで戻す方法
私は、割り箸をピストンの淵にあてがって、平行に押し込みました。

※ディスクブレーキピストンツール(専用工具)を使用して戻したほうが安全です。

5:ブレーキオイルを入れ、完成させる

http://imaran.fc2web.com/f-b-oil.htm

8ミリのメガネレンチをバルブ部分にセット

バルブ部分にホースをセット
(多少圧力がかかるため、麻ヒモで接続部分をしばりました。)

下記画像のような密閉性のある容器にブレーキオイルを入れ、ホースと接続する。
(ホースと容器の先端の接続部分もとれないように縛っておくといいかもしれません。)


次に、ハンドル右側にあるフロントマスターシリンダーのフタを開ける。

(ブレーキオイルは腐食性が高いので、あらかじめシリンダーの周りを
 タオルなどのボロ布で巻いておく)


http://evolveracing.blog40.fc2.com/blog-entry-382.html
フタにゴムパッキン型の中蓋が貼り付いている場合も。

タンクの中に汚れがたまっていたので、下記の動画の要領で
キッチンペーパーでこすって取り除きました。




フタを開けたら、キャリパーのバルブを少し緩める。

フロントマスターシリンダーにオイルが半分くらいたまるまで
先程のオイルが入った容器を手で握り送り込みました。
(上からオイルを入れても入っていかなかったので
 下からオイルを送り込みました。)

フロントマスターシリンダーにオイルが半分くらいたまったら
キャリパーのバルブを8ミリで締める。

ブレーキレバーをゆっくりニギニギしていく。
この時、フロントマスターシリンダー内のオイルが減っていくと思うので、
空にしないようにオイルを入れていく。
(半分の状態を維持する)
 
繰り返しニギニギしていると
フニャフニャだったレバーが硬く抵抗を増してくる。
(ピストンが押し出ている状態になる。)

あとは通常のエア抜きをしていく。

・エア抜き 
http://martian.main.jp/hutsuu2rin07-46.htm
ブレーキレバーをいっぱいまで握り、キャリパーのバルブを少し緩め、
ブレーキレバーをさらにいっぱいまで握り、握った状態のまま
キャリパーのバルブを締める。

ブレーキレバーをいっぱいまで握り、キャリパーのバルブを少し緩め、
ブレーキレバーをさらにいっぱいまで握り、握った状態のまま
キャリパーのバルブを締める。

ブレーキレバーをいっぱいまで握り、キャリパーのバルブを少し緩め、
ブレーキレバーをさらにいっぱいまで握り、握った状態のまま
キャリパーのバルブを締める。

エアが抜け切れるまで繰り返す。



上記のような専用ツールを使用すると楽に終わります。

私は下記のような容器を利用して吸引しました。


無事、エア抜きも完了し、ブレーキによる引きずり現象も解消しました。

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